入れ歯が壊れたらどうしますか?
もしもあなたの入れ歯が壊れたら、どうしますか?
「毎日使っている入れ歯が、急にこわれたら、困りますよね。」
「特に、前歯等、見た目で人の目につきやすいところですと、慌ててしまいますよね。」
入れ歯はデリケートなものですので、使用中に様々な理由で壊れてしまうことがあります。
多いのは、入れ歯を掃除しようとして、落としてしまうケースです。ぬるぬるしていて、つかみにくかったりして、どうしても手が滑りやすいのですね。
洗面台は固いので、落としてぶつけてしまうと衝撃で入れ歯が割れてしまったり、欠けてしまったりすることが多いのです。
防止するには水を張った洗面器を下に置いておくなどすると良いのですが、旅行先や出張先などでつい壊してしまったという人も少なくないようですね。
仕事で疲れて帰って来た時や、アルコールを楽しんだ時など、ちょっとお手入れがぞんざいになってしまいそうな時には特に注意が必要です。
入れ歯が壊れた時の修理について
さて、理由はともあれ、入れ歯が壊れた!という時の修理についてですが、もしあなたが壊してしまったのが作ってから間もない入れ歯であるなら、作った歯科医院へ行って修理することになると思います。
壊れた箇所によって、修理にかかる時間、回数が大きく変わってきます。壊れたり、割れた部分が、ピンク色の部分ですと、その日のうちに修理できることがあります。
歯の一部が欠けた場合は、その歯1本ごとまたは前歯を全部(色を合わせるため)、等々人工歯の部分の歯ごと交換する事になります。
その場合、歯科医院に在庫している人工歯があればよいのですが、ない場合は、歯を取り寄せる必要がありますので、何日か預かった上での修理になります。
金属の部分で壊れた場合、またプラスチックと金属が混じっている部分等、金属の場合は、基本的に医院の外の技工所で、その金属部品の一部を作りなおさないといけないので、数日かかってくる場合が多いです。
長年使ってきた入れ歯の場合
その入れ歯が長年使って来たものである場合は、もしかしたら単なる修理では不具合が改善されないかもしれません。
もし入れ歯を落として割ってしまったというような場合、歯ぐきにあたるピンク色の部分が割れたり欠けたりしたのであれば、特に材質の劣化なども気になります。
そもそも入れ歯はフィットしていたのか?
さらにそれ以前の基本の話で、その入れ歯は本当にあなたにぴったりフィットしていましたか?という点が気になる部分です。
例えばかなり昔に作った入れ歯の場合、素材があまり良いものではなく、快適な生活には今ひとつ適していないものの場合があります。
一般の方はあまりご存知ではないとは思いますが、入れ歯の改良は本当に著しく、どんどん新しい改良が付け加えられています。
昔の入れ歯よりも今の入れ歯のほうが明らかに良いものが出来ることは間違いありません。
新しく作り変えた方がよいか、修理した方がよいかは、歯科医院にご相談ください。